このお気軽料理の副産物が、染み出た鶏の油が移った醤油。
1回に使う量が300mlと多めなことから、使い終わったら捨てることなく減った分だけ継ぎ足しながら使っているので、鶏モモ肉を煮込むたびに、鶏の油が醤油に移ります。
鶏の旨味がプラスされた上に繰り返して煮込んでいるため煮詰まっており、ただの醤油ではなくスペシャルな醤油に仕上がってきました。
この醤油を、鶏モモ肉を煮込むだけに使うのは、非常にもったいないです。
以前からそう思っていたので、別の何かにも使えないかと模索してきました。
模索した結果、まずラーメンスープに生かしてみることにしました。
そもそもこのお気軽料理、岡山のご当地ラーメン「
笠岡ラーメン」のトッピング。
原点に倣ってみました。
幸い、わが家には中華調味料「
創味シャンタン」がありますので、味付けは何とかなります。
これが噂のスペシャルな醤油。
鶏の油が浮いているのが目視できるほどです。
実はこの下に鶏の油が塊になって沈んでいます。
普段は冷蔵庫に保管していますが、使うちょっと前に冷蔵庫から出し、常温に戻しておいた方が使いやすいでしょう。
丼に醤油と「創味シャンタン」を入れておきます。
醤油は小さじ2杯、「創味シャンタン」は10グラム程度使います。
こうした準備と並行し、具材とスープ用の熱湯の準備、麺ゆでを行なっておきます。
スープ用の熱湯は300ml程度です。
で、どんな感じになったかというと……
こんな感じで完成しました。
具材が多すぎ、麺とスープが見えなくなってしまいました。
具材は炒めた野菜(モヤシ、キャベツ、ニラ)、煮鶏チャーシュー、味玉。
薬味で刻みネギとおろしニンニクをトッピングしています。
味の想像がつかないかもしれませんが、鶏の旨味が感じられるやさしい味です。
ラーメンスープのタレに活用するのは「アリ」という結論に達しました。
ただ、鶏ガラや豚骨を煮込んでスープをつくっているわけではないので、ラーメンスープにしてはパンチに欠けます。
旨味は鶏の油と「創味シャンタン」で程よく感じられるものの、だし感はちょっと弱いです。
なので、人によってはスープの味がやや物足りなく感じるかもしれませんので(自分がそうでした)、そういう人はスープにうま味調味料を数振りしておいた方がいいでしょう。
うま味調味料だと味の素が真っ先に思い出されますが、味の素よりは汁物や煮物に合うと言われている
ハイミーの方がいいかもしれません。
実際、自分はハイミーをスープに数振りしましたが、こうしたらスープのだし感がアップしたように感じられました。
あと、このスープだと麺は太めの方が相性はいい気がしました。
ちょっと細めの麺でも試してみましたが、個人的には太めの麺の方が美味しく感じられました。
写真では麺は見えていませんが、このときは二郎系の極太麺を使用しています。
このスペシャルな醤油をラーメンスープに使うのはアリなのはわかりましたが、他には何に使えそうでしょうか?
いいアイデアがありましたら、ぜひご提案ください。
試してみたいと思います。
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